ひららら

いろいろ言う

都会のトム&ソーヤという最高の小説についての話をしたいんだ

f:id:hilalala0705:20200407003256j:image

先日購入致しましたこちらの本。ついに読了したんですけどちょっと感情が限界突破してるのでぶちまけてもいいですか?一応今までは人に読んでもらう前提で書いてたんだけど今回はただ僕が感想と考察にもまたない考察を思いつくままに書いていくね。ネタバレとかは一応気をつけるけど根幹とか結末以外は普通に言っていくのでもし読みてぇ!って人がいたら気をつけてね。というわけで書いていきま〜す!!

Are you ready?

なんてね。

 

えっとね…まず僕がクロスオーバー的な話が大好物なところから話を始めようか。まぁクロスオーバーというのはあるシリーズに他のシリーズとか作品の登場人物がサブキャラ的に登場するような小説なんですけどね、これがはやみねかおる作品にはとにかく多いんです。そりゃひとつの世界で全てのキャラクター、怪盗も名探偵も自称ごく普通の中学生も同じ世界で生きているんですよ。そしてたまにそれぞれがコラボする。最高ですね。さて、そんなはやみねワールドなんですが最近はその相互の関わりがより深まってきてる気がするんですね。

これはこの前モナコの決戦読んだ後に書いたやつなんですけど全然覚えてなかった…。こっちも先に読んでから都会トム読めばよかった。一応モナミが出ることは分かってたから時間を終わらせる?は先に読んでたんだけどね。

さて、突如として現れたアナミナティという言葉。どう考えても鍵を握ってます本当にありがとうございます。さて、今回出てきた「魔女のゲーム」。いやまさかこんな形で内人くんたちとアナミナティが接点を持つとはね……。そしてワグリさん。この人はいったいはやみねワールド全体を通してどのように動くのか…。公式ファンブックでの書き下ろし小説ではやみねさんは作者の特権を「神のような能力」と表現しています。ここでいう作者とは物語をより高位の次元から見る人物。当然、それはゲームにおいてゲームマスターですね。南北磁石や神宮寺さんたちの栗井栄太はR・RPGすなわち現実世界をゲームにしようとしている。それはワグリも同じです。そしてワグリはこの世界丸ごとをゲームの盤面とできるような能力の持ち主です。ならばはやみねワールドにおいて「神のような能力」を持っているのでは?アナミナティをも操作できるワグリこそがこの世界のいわばラスボスではないのだろうか??

さて、どうもさっきのブログを読んでみると僕は頭脳集団は世界を救おうとしている立場の人間たちらしいです。それをそのまま流用すると敵はこの世界をゲームに仕立て上げようとする人々です。であるならばなぜ彼らは南北磁石だけに執着しているのだろう?ワグリの方が確実に世界を滅ぼしかねません。これについては勝手に疑問提起しといて申し訳ないけども全然わからなかった。読み込んでないからですね。読みます。

ところでクイーンはアナミナティばかりを狙っているらしいですね。猫をも狙った怪盗は果たして人間も狙いに来るのでしょうか?はやみねさんは「モナミ」を最強最凶の人物として挙げています。作中でも幾度となく命を狙われているわけですからね。さて、そんな彼女をクイーンは盗もうと画策するのでしょうか?もしそれが実現したら丸男vsジョーカーなんて構図も生まれるんだろうなぁ楽しみです(ただのファンの気持ち)。そしてインターホン販売会社のナル造…改めMicくん。彼、ICPO所属じゃないですか。彼らもアナミナティを狙ってますよね。そしてクイーンと敵対関係。おっと三つ巴ですね。丸男vsジョーカーvsヴォルフになっちゃう。やばい妄想が広がる。

そして時見だとかサキミだとかの存在もまた世界を複雑にしてますね。彼女達、アナミナティで世界がぐちゃぐちゃになったらどうなるんだろう。というか時見殺しは確かに時見以上の力を持つけどそれ以前に時見すら読めない行動を起こすんですよ。そんな人たちはシンクロを起こすほどではないですけどなかなか危ない存在なのではないでしょうか?

 

さて、ますます難しくなってきたはやみねワールド。しかし「アナミナティ」という共通のキーワードが出てきて収束に向かっている気もしますね。嬉しいやら悲しいやら…。個人的にはそろそろ夢水さんが食欲旺盛なところを見たいですね。しかしこれからのはやみねワールドの行く先は作者の味噌汁!読者の僕は大人しく新作を心待ちにしています。6月には久々のゲームブックとガイドブックも出るらしいからね。それに映画化!絶対見たいね。作中に内人がちょっと映像化に言及してるところがあって笑っちゃった。めっちゃ楽しみです。

それでは!

Good Night,And Have A Nice Dream!