しぜんのちからってすげー!
それはそれは科学の力も屈するほどにね。
最近倫理の勉強してて思ったんですけど和辻さんが気候とかによって思想は結構異なってくるよ〜みたいなことを言ってるじゃないですか。
まぁそれをそのまま書くだけなんですけどヨーロッパは牧場型なので比較的他の地域と比べて自然からの圧力が少なかったそうなんです、硬葉樹林だから食物もまぁまぁ育つし。
だから古代からあまり自然という抗えない力に抗う必要性がなかった分その対策を講じる必要が無くそのぶん新しいこと(ルネサンスとか)に取り組めたのかなって。
そして大航海時代の到来以降その自然の脅威を世界各地で体験することになるわけじゃないですか。いままで自然に対してほとんど目を向けて来なかったヨーロッパ人にはそれに従おうなんて気持ちはさらさら無く、だからこそ自然を従わせるために産業革命が加速化したんじゃないかな。でもこのころにはグロティウスさんみたいに自然の凄さにある意味で気づいて自然法思想を唱える人も現れてたけど。
…ここまで考えてくると流石に考えすぎな感じもしてくるけどね。あんま考えずに思ったことそのまんま書いてるから矛盾もあると思うし。でもヨーロッパが近世近代に世界のなかでもダントツの先進地域になった背景にはまだ科学技術も発展途上だった世界で比較的「抗えない力」による干渉を受けなかったことはあると思うんだ。
というわけで今回は自然はやっぱ偉大だし人間は結局自然に生かされ自然に殺される生物なんだよって話!
追伸:「かがくのちからってすげー!」って言ってる人、科学技術に感心してる割にはマサラタウンとかいういちばん科学なさそうな田舎町に居座ってるのなんなんだろうね?